上尾市と川口の市場

上尾市は人口200,000人を超える中核都市です。農業も盛んに行われ麦などの畑も多くあります。京浜東北線のJR上尾駅開通と共に発展して大手の大規模工場も多数あります。また2021年春に上尾市栄町エリアにイオンの出店がありました。工場や定着民なども影響し空き家率は県内48位の9.0%と県平均の10.7%を大きく下回っている。

以外と空き家率は低い、不動産流通も人口規模を考慮しても多めに流通している印象です。

上尾市中心部の公示価格瓦葺106,000円、緑丘130,000円、浅間台120,000円、柏座137,000、小敷谷117,000円谷津148,000円と安定し多少商業施設の出店などでは高騰するが徐々に落ち着く傾向にある特に上尾市栄町エリアは土地高騰が続く見込みです。

埼玉県川口市の人口は約57万。「中央地域」と呼ばれるエリアで、荒川で東京隣接に為、地価も㎡あたり238,000円と高く、特徴的なことは蕨市に次ぎ外国人人口率が3.55%と県内2位となっています。犯罪率も県内8位と上位になっています。

60年代のオリンピックのころは鋳物工場が多く鋳物の街でもあった。

JR京浜東北線・高崎線などが走り、平成の合併事業に伴い、鳩ケ谷市との合併で高速鉄道に人気も少しずつ出てきています。東京の都市域の拡大に伴い、宅地化も急速に進展した。そのような人気の川口市でも空き家率では全国平均値(13.3%)より低い(川口市空き家率11.3%)が隣接都市戸田市(空き家率10.9%)よりも高くなり空き家が目立つようになった。人口密度などからまだ建築不可の物件も多くある、ただ東京に近く、流通性が非常に高いので多くの物件は短期で販売を終える。

隣地の戸田市、蕨市も注視していく必要がある。