川越エリアと春日部エリアの市場
川越エリア
歴史の小江戸。川越エリアの路線は戦後に発展した、川越市内には10駅、鶴ヶ島駅を入れると11駅もある。うち川越市中心市街地には駅が3つある。中でもJR川越駅は1日約20万人以上人々が利用する、埼玉県内では大宮駅に次ぐ2位のターミナル駅である。
西武新宿線本川越駅と東武東上線・川越市駅を含めると、3駅で約30万人以上の乗降客数があり、歴史的は埼玉県ナンバーワンの城下町で関東でも水戸藩に次ぐ大きな石高があった。主要駅周辺は土地値が高く、土地情報の公開も少ない傾向にあり、城下町の傾向にありがちな不動産流通である。賃貸において主要駅周辺でも厳しい賃貸運営になる場合があるので賃料設定等考慮しなければならない。鉄道を中心に発展したエリアでさえも近年空き家率を抑えることは難しくなっています。
春日部市エリア
埼玉県春日部市は、アニメ「クレヨンしんちゃん」の地元でもあります。人口は230,000人となり2005年の旧2市町合併から約8千人減少し人口が増えている近隣の越谷市やさいたま市とは対照的に減少傾向空き家率県内31位の10.5%埼玉県内平均10.7%と比べやや低めになっています。住宅面積は全国平均11.385㎡、埼玉県平均94.38㎡38位86.85㎡となっております。春日部駅を中心に東口、西口と街並みを形成していましたが、20年前までは東口が中心と言って過言ではありませんでしたが、大型店舗の撤退などもあり、現在は市役所、市民病院、ショッピングモールなど西口側にある為、やはり西口側の人気があります。特に分譲マンションは春日部駅周辺に多く建設されています。