住まいの考え方 リフォーム

昔の住まいに対する考え方は基本的には、住まいは長く住むもので、住宅購入は「一生に一度の大きな買い物」という考え方が多くありました

現在のマンションは建築技術の進歩により、都心での高層化が顕著になったことが挙げられます。また、ユーザーニーズが多様化したことや、最初に購入したマンションにずっと住み続けるという意識がそれほど高くないのも最近の傾向と言えそうです。単身者やDINKSの方は、家族構成の変化とともに、より自分たちの暮らしに相応しい住戸へと買いかえる傾向にあります。環境に合わせて住まいを変化させるリフォームやリノベーションの効果や商材、技術革新なども下支えしています。

間取りからもわかるように、効率を図る間取りプランが多く、主流でした。

「田の字プラン」の間取りは、玄関から奥のリビングに向かって縦長の長方形になることが多く、開発・販売する側にとっては、限られた敷地により多くの住戸を収められるというメリットがありました。

現在では間取りは多様化しており、新築販売時に同じマンション内に単身者向け、DINKS向け、ファミリー向けの間取りが一通り揃っているところもあります。一つの物件内に、50m2~200m2まで、多彩な間取りがあり、同一マンション内で買いかえるというケースも見られます。また狭い3DKよりもLDK リビングを広くして2LDKとするリノベーションも多くあります