古民家リフォームは難しい
古民家はどのくらい前に建築された物件を指すのでしょう?
旧耐震のもので、50年、80年、100年前の物件でしょうか??
様々な見解がありますが、共通点は古民家のリフォームは難しいということ。
古民家リフォームは、水まわりや内装の交換のほか、耐震・断熱などの性能面の向上や間取り変更、基礎の補強など、大規模な工事になります。工事費用も高く、相場は1500万円程度です。
ほとんどの場合、耐震や断熱などの性能面が現在の基準を満たしていませんので、
旧耐震基準の建物を、現在の耐震基準まで引き上げるためには、150万円~200万円ほど予算をみておく必要があり、断熱面も同様です。断熱材がまったく入っていない古民家の断熱性能を、快適に暮らせる程度まで向上させるためには、300万円程度の予算が必要です。
また、古民家の間取りは襖などで細かく区切られており、住み心地の向上のためには大幅な間取り変更が必要です。もちろん水まわり設備も交換が必要です。
このように古民家リフォームは工事箇所が多く、規模も大きいため高額になりがち。 2000万円から3000円かかることも珍しくありません。
またお店(古民家カフェ)などする場合はさらに設備や配線など消防関連をふくめると500万円はプラスになると考えておくべきでしょう。