ホームステージング 水回り部門

キッチン バス  洗面所 トイレ

ホームステージングにおいて水回り部門は重要な見せ場でもあるがグリーン系でステージングを終わらしているケースを見ると残念に思う。リビングダイニングに次ぎキッチンは重要決め手となるところで一連の流れがある。2018年不動産情報サイト利用者アンケートではインターネットで不動産情報として要望する写真では新築・戸建て部門1位77.8%で外観写真、1位リビング77.8%(同率)3位キッチン75.0%、4位バス70.8%、5位設備69.4%、6位トイレ68.1%、7位洗面所62.5%となっています。また物件を探す際に希望する設備は、売買部門では1位追い焚き機能59.0%、2位独立洗面台48.5%、3位温水洗浄便座46.7%、賃貸部門では1位独立洗面台49.9%、2位インターネット無料46.8%、3位追い焚き機能42.8%となっています。売買でも賃貸でも水回りへの関心度は高く、購入や入居の決定率を高める要素であると位置付けられます。

バス 洗面所

空室ホームステージングの場合、バスと洗面所を1つのグールプとしてとらえ、同じアイテムや色あいでグルーピングしていく方法をお勧めします。特に平成5年以降の戸建て住宅ではユニットバスと独立洗面台・洗濯パンが同一の部屋(3帖)ほどでくくられる間取りが多い為、グルーピングは一連の統一感ができ、効果的と考えられます。昭和後期から平成の初期には動線を考え一部洗濯パンを移動して勝手口に配置する間取りもありましたのでそのような間取りでは少し変更したホームステージングが必要となるでしょう。またホテルのタオルワークなど参考して演出するといいでしょう。

キッチン 

キッチンはリビングダイニングに合わせ統一性のできる間取りであればホームステージングにおいても色やインテルアを合わせながら演出するほうがよいでしょう。独立したキッチンは1つの空間としてとらえ変化やアレンジでる空間でもあります。調理シーンが想像できるような空間演出を心掛けましょう。ワイングラス・ワインセラーや色あいゴールドなど用いてワンランク上の上品なコーディネートでアピールポイントができます。「日常生活でありながら非日常を想像させる」こと。

トイレ

生活を出さず清潔感を出すこと。タオルの折、グリーン系の配置、小物類、狭い空間では大きな目立つモノは配置しません。その広さにあった大きなモノを配置してください。

水回りのステージングポイント

ホームステージングにおいての水回りポイントは3つ①ワンランク上のコーディネートで日常生活でありながら非日常を想像させることでこのキッチンで料理をしてみたいと思わせることです。②ホテルや高級スパリゾートを想像させる清潔感③各部屋との統一性単体の部屋(部分)パーツと考えるのではなく、全体感を大切にしてください。空間が埋まらないからといって洗面室をグリーンだらけにするのはいい方法ではありません。