設備の老朽化のリフォーム

1980年代のマンションでは、配管類の素材として鉄管や銅管が多く使われていました。鉄管は丈夫で耐震性にも優れるため、地震の多い日本では重宝されました。

また、銅管は熱に強く、腐食しにくい性質、抗菌効果もあることから、給湯管に多く用いられてきました。しかし、鉄管や銅管には経年劣化してしまうという弱点があり、そのまま使用していると、新築から数十年後には漏水の危険性があります。

リノベーション時に点検など行うことをお勧めします

専有部分はチェックが必要です。提携ガス会社などある場合はガス会社に相談、問い合わせも必要になります

現在、建物内部の配管は樹脂管が一般的となり、老朽化による漏水の心配が少ないのが特徴です。また、キッチン一つを取っても独立型・オープン型・セミオープン型、アイランドキッチンやカウンターキッチンなど、ライフスタイルに応じてさまざまなタイプがあります。水回り設備も国内・海外のブランド・メーカーがそれぞれに多くの商品を揃えています。