ホームステージング エレメンツ

エレメンツ

インテリア業界での用語と思うが、ホームステージングでは空間を演出する造花植物、皿、フェイク本、絵画、花瓶、ランプなどなどの小物たちを「エレメンツ」といいます。

ホームステージングでは、実生活でもそうであると同じように、生活空間に何かおしゃれなエレメンツをプラスすることで、部屋全体のイメージをワンランクアップさせ、気分が上がります。

小物のボリュームでホームステージングの良し悪しもきまる場合もあり、プロのホームステージャーの見せ場でもある。特に種類や色違いなど多くのアイテムを用いて、セレクトしながらお部屋を仕上げていく、また現場でプロト的(簡易的である)にレイアウト変更し、小物の色あい・配置を大きく変更する場合もある。特に賃貸系の狭い部屋は数パターンレイアウト変更する場合もよくある。一般的な小物は100円ショップやリサイクルショップでも入手が可能なので、多種多様なものを品揃えしておくと、部屋のバリエーションが増える。小物は置き方、見せ方で随分かわる。色違いの小物アイテムを置くだけで、インテリアコーディネートも変更される場合がある。

空間演出

小物は空室を埋める効果がある、例えばテーブルの上、玄関のシューズボックスの上、キッチンのシンク横など小物効果で空間を演出ことができる。上記の場所に全く小物がない場合は非常に寂しく感じられ、冷たい印象を相手に与えてします。小さな小物でもフォーカルポイントを作り、買主の目線をしっかりとキャッチできる。小物の高さに変化をつけることにより、高低差で座って魅せる部分も有効となりえる、特にオープンハウス時にダイニングテーブルに着座して商談できれば、購入に向けて一歩踏み出せる。実装ステージングでの現場も大切であるが、告知広告では写真映えも重要である。

写真

写真広告はネット反響で需要要素である。もちろんステージングを構成する家具も重要ではあるが、家具容易に変更できない。多少配置はできるにしても、小物のように色・大きさを自由に変更して写真映え・写真映りをチェックできない。ゆえに多種多様なアイテムが必要とされる。人気アイテムは数十回以上使うものもあるが、インパクトがあり1回しか使用しないケースもある。いずれにしても買主の心にどう響かれるか?が重要で印象に残る部屋づくりである。写真の場合 小物×照明×角度(影・色)の組み合わせで数十通りできる。総合的にインテリアスタイルを考え空間演出し多様化を可能にするのがホームステージングにおける小物の役割である。