老後の2000万円問題
老後資金として2000万円は必要とする問題です。金種は様々であれ老後の生活にはお金が必要不可欠です。退職金や投資したお金のリターン、年金も多くの人が絶対的な切り札にはならないようです。
ピケティ理論によれば、資産の収益率(r)が所得の伸び(g)を上回っており、これによって富を持つ人とそうでない人の格差が拡大しているという。 さらに資産運用から得られる利回りが、所得の増加率を上回っている場合には、資産家とそうでない人の格差が拡大するという理屈が成立することになる。簡単に言うと働いて出世して得る賃金より投資をして得る利益の方が多いとのことです。
アパート経営においては資本を投資して世間でいうところの不労所得であり、自身が働いて得た収入とは別のものである。資産の保有者は、お金を減らすことなく、毎年、資産が生み出すお金で資産を増やせる仕組みになっている。これはストックから毎年得られるフローの収入ということになる。これが鉄板だが、アパート経営においてもすべてがそうではない。エリアや環境を選ばないと今までの成功体験で物件を選定すると厳しい状況なる。
これは周りの環境変化が大きく、多くのアパート建築された点や築古物件をリノベーションして安値で賃貸へまわす動きなどもある。
小規模な資本でリストを減らすビジネスモデルが多くなる。
例えば、多額の融資を受けアパート建築や購入するのではなく、相続した家をリフォームリノベーションして賃貸経営するパターンが多くなる。土地や建物は相続しているので無償で、リフォームリノベーション代金だけ、また空き家期間が少なければ、修繕費も抑えられる傾向にある。相続する家がなくても少額の家を購入してリフォームリノベーションすることをお勧めする。そちらのほが手堅いからだ。